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2013/01/08

VOGUE Itaria 2013年1月号は、50年代アヴェドンオマージュな『GLOBAL LIFE』by Steven Meisel

VOGUE Itaria 2013年1月号は、中国のスターモデルであるフェイフェイ・サン(Fei Fei Sun)をメインキャスティングした、スティーブン・マイゼル様(Steven Meisel)による『GLOBAL LIFE』。そのスタジオシューティングは、50年代のリチャード・アヴェドン(Richard Avedon)とアヴェドンのお気に入りモデルであるチャイナ・マチャド(China Macado)のコラボレーションを見事蘇らせたような、超一流階級漂うクラシックエレガンスにうっとり。
シンプルなライティングながらも、50年代スピリット感じるスタイリング(by Lori Gorlstein)と、大きくイメージを作り出しているヘアメイクのバランスが美しく、フェイフェイ・サンとも相性良しな表紙&巻頭ビジュアルです。


特にこの時代はメイクとヘアーの作り込みが大変美しく、メイクのパット・マクグラス(Pat McGrath)とヘアーのグイド・パラウ(Guido Palau)のミラクルコンビの完成度がナイス。50年代のマストと言えばのアイラインですが、よく見るとカットによってアイラインの幅や跳ね上げの長さにアレンジが効いていて憎い演出です。ヘアーに関しては面を美しく整えたまとめ髪や跳ね上げカールなどを現代アレンジを少しだけ入れて、忠実に再現していました。かなりため息ものの職人技が見る事が出来ます。

カメラマンのマイゼル様は、この手のライティングは常用しているので、アヴェドンのオマージュというよりはすでにオリジナルになって来てしまっていますが、相変わらずのページ構成やモデルの寄り引きバランスのまとめ方が上手で、ライティング自体はあまり変えてないんですけど見ていて飽きないストーリー。モノクロとカラーのミックスも効果的でした。





オマージュされているマチャドは現在82歳で、モデル後にエディターを経験し、さらに現在もモデル復帰している活動的な方。当時は白人ではないモデルがファッション雑誌に登場するというのは反社会的だったようで苦労が多かったようです。
アヴェドンの写真は今見ても色あせずに力強い!!!

メイキングムービーはこちら。


この落ち着いた表情と、無駄な動きのないフェイフェイ・サンのポージングに注目。23歳とは思えないエレガンテ!!!今回のこのカバーが、イタリアンヴォーグでは初のアジア人モデルの単独カバーになるそうです。素敵。

2012/12/28

2013年Spring/Summer PRADA 新旧プラダガール入り乱れキャンペーン

今回の2013年春夏のプラダ。実はあまりコレクションは好きではなかったのですが、スティーブン・マイゼル(Steven meisel)による広告ビジュアルがやけに気にかかってしまい、ややぞっこん気味。

最近は名前もわからないようなニューフェイスモデルを起用し続けていたプラダですけど、今回は新人に混じって半数は歴代スーパーモデルが登場。特にデザイナーのミウッチャお気に入りのアンバー・バレッタ(Amber Valleta)の返り咲きには心トキメキました!
そしてコレクションでも常連だったエイジレスモデル代表のカースティン・オーウェン(Kirsten Owen)や、髪さえ巻けばいつでもモンローになれるエヴァ・ヘルツィゴヴァ(Eva Herzigova)、現在のスーパーモデルであるラケル・ジーマンサーシャサスキアなどなど、無視出来ないスターモデルが盛りだくさん。
さすがビッグメゾンのキャスティングは違うなあと見せつけられた展開です。











アンバー・バレッタ(4枚目の左側黒ワンピの人)のぎっくり腰でやっと立ち上がったかのようなボージングがヤル気なくって大好き。さすが長年プラダガールを務めたモデルだけあって、プラダのお色気の省き方を熟知してらっしゃる感じ。

エヴァ(一枚目の右の人)も若い時はいつまでもモンロー演じさせられてて、プラダとは対極のメゾンにしか相手されなかったかと思うんだけど、アラフォーになって頬も痩せこけ、いい感じに老けたのが良かったよう。ショートバングスまで付けられちゃって、見事にプラダガールになりきっています。

カースティン・オーウェンに関しては、もうロボットなのではないかと思うくらい90年代初頭からお顔も体形も変わっておらず、2013年も見事な脱力系ポージングで復活!いつの時代にもどんなモデルとも意外に相性良く馴染めるのもカースティンのモデル力の素晴らしさ。彼女を見かけると、90年代のヘルムート・ラングを思い出します。1970年生まれの42歳!


写真はスティーブン・マイゼル様が今回もご担当されて、ヤル気のない単調なポートレート風がやけにマッチして素敵に感じました。逆にスーパーモデルキャスティングしてしまうと、素材を素敵に撮ってあげたい気持ちが出て来るとおもうので、変な建て込みのセットに入れるよりは良かったのではないかと思いました。



以下はプラダ恒例の靴や小物カットメインのアド。こういうの見る度に、マイゼル様の構成力のハンパないクオリティの高さを否応無しに見せつけさせられ落ち込みます。小物の構成や足だけが写るカットでここまで素敵に撮れるの、本当に凄い。








プラダと言えば、アンバーの次にプラダガールを務めたアンジェラ・リンディバルも印象的だったし、2000年以降はダリア・ウェーボウィもプラダの顔として大活躍だったので、この路線で秋冬も行くのであれば、是非彼女達も出して欲しい〜。

2012/09/09

Vogue Italia 2012年9月号「Face The Future」

イタリアン・ヴォーグ(Vogue Italia)と言えばスティーブン・マイゼル(Steven Meisel)。スティーブン・マイゼルと言えばイタリアン・ヴォーグと言うくらい、何十年もの間、表紙と巻頭写真を撮っているマイゼル様ですが、ここ最近は一時期の落ち目っぷりは何だったのかというくらい、エディトリアルがやる気みなぎってて素晴らしい。
今回の2012年9月号においても、そのコンセプトのユニークさ、スタイリングの面白さ、スーパーモデルのキャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)を起用しつつも、顔をほとんど写さない贅沢さなど、ファンの期待を裏切らない弾けっぷり!











本気で夢に見そうなくらい、衝撃のストーリー。表紙と最初のページだけキャロリンの顔が見れますが、他のカットは全てお面をかぶった状態での撮影。現在は世界中で整形手術が当たり前となり、ハリウッドスターの女優の多くは目鼻立ちの野暮ったさをお直ししたり、そこまでやらずともボトックスなどでシワを取ったりしています。整形って一回やってしまうと他の場所が気になってしまうみたいで、多くの整形経験者は繰り返し手術を行なってしまうようで、回数重ねた人ってみんな同じようなツッパリ感で人相も似てくるのか猛烈にホラー。
果たして未来のファッションには、帽子やバッグや服と同じように、シーズンやTPOで顔も入れ替えたりしているんでしょうか?なんだか人格が無くなりそうでちょっと怖いですね。

ファッションの最先端で活躍するスティーブン・マイゼル(Steven Meisel)と、スタイリストのカール・テンプラー(Karl Templer)からの皮肉のこもったメッセージストーリーでした。

2012/07/15

VOGUE ITALIA 2012年7月号『Collections』は、モードな移動遊園地!

ヴォーグイタリア(VOGUE ITALIA) 2012年7月号の表紙巻頭大特集『Collections』は、モードな移動遊園地状態!2012/13年秋冬のいけてるブランド13メゾンをブランド切りで大特集。同じ建て込み(セット)の空間でモデル達が様々なシチュエーションでポージング。ロマンティック&シュールなビジュアルは、特徴のあるコーディネートにリンクするようなアイティムが持ち込まれ、さながら遊園地の中で遊んでいるかのようです。


Gucci
MIU MIU

Bottega veneta
 Marc Jacobs
 Rick OWens
 Lanvin
 Versace
 Louis Vuitton

 Alexander McQueen
 Givenchy
 Comme de Garcons
Balenciaga
PRADA


マイゼル様(Steven meisel)、なんか2000年後半くらいからちょっとイマイチな時が続いてましたが、ここ最近のヴォーグイタリアの巻頭、かっ飛ばしてる企画が多い感じ。今回は人数もので攻めていて、構成美や超越したアイディアをおしみなく披露。マイゼルの凄いところって、今回もそうなんですけど、同じシチュエーションでライティングをいくつも変えている事!これって同じストーリーの中でやるって珍しくて、自然光っぽくしたり、下からの光を強く打ったり、逆光にしたりさまざまですが、それが全て同じような質感に見せている技がすんばらしい!なかなかこういった事は真似出来ないので尊敬の眼差しです。。。




まさに撮影は映画のセット並みですね。カタログ化してしまった日本の雑誌ではこういった撮影は不可能に近いですが、アイディア重視の創造性のある撮影、たまにはやってみたいです〜。

2012/06/16

ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton) Fall/Winter 2012-2013 Campaign AD!

ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)の2012-2013年の秋冬広告が解禁になり、先日のコレクションの舞台そのままにモデル達はみんなルイ・ヴィトン号の中で旅の目的地に向かっています!今期のコレクションを代表するAラインのプレタをお召しになり、巨大ハットでメーテルがいっぱい。ビジュアル撮影はここ数シーズン連続で起用のスティーブン・マイゼル(Stevan Meisel)が担当。セットとは思えないクオリティ高い汽車の質感や、モデル達の陶器のように作られた肌、1つ1つが手仕事で縫い付けられたであろうクチュール並みの服、売り上げは毎シーズントップクラスの個性的な鞄達に大注目。




今回、見れば見るほど、鞄のクオリティがヤバい。シーズン限定ものはベーシックラインの倍くらいの値段するので衝撃ですが、超可愛いです!!!(特にヒョウ柄シリーズかっこいい!)
個人的にはヴィトンの服って固そうでオーバーサイズなのが好きになれないんだけど、トータルなイメージ作りは完璧。マドンナを起用して資金を使い果たしたのか、ここ数シーズンは新人モデルを複数起用するビジュアルに方向転換です。秋冬のこっくり感や、ヴィトンの大もとのテーマである『旅』が表現されてて素敵だと思います。

ヴィトンは毎回広告のメイキングを発表するのですが、大御所カメラマンのマイゼルを前に、フレッシュなモデルちゃん達の緊張した表情なども見れて面白いです。デザイナー、マーク・ジェイコブスのざっくばらんで陽気な雰囲気とかも感じ取れます。毎回そうですが、カメラマンのスティーブン・マイゼルのライティングや撮影している風景などが全てカットされているのがとっても残念。ライティングとかってやっぱり秘密主義なんでしょうか?興味津々。

アイメイクがスモーキーなのに質感がウェットって、なんだか新鮮でイケテル!



日本の水玉の女王、草間弥生さんとのコラボレーションも発表になって、アートにも理解の深いルイ・ヴィトン。マーク・ジェイコブスがクリエイティブ・ディレクターになってから10年が経ちましたが、まだまだ目が離せないメガブランドです。

2012/05/05

VOGUE Italia 2012年5月号『Glam Italiano』で、リンダ(Linda Evangelista)がマンボ!

1つ前のブログ記事の内容と被りますが、5月4日発売のVOGUE Italia 2012年5月号の表紙&巻頭特集『Glam Italiano』が久々陽気なパンチありのビジュアル!フォトグラファーにはお馴染みスティーブン・マイゼル(Steven Meisel)、スタイリストに敏腕Carlyne Cerf de Dudzeele、メイクにはパッド・マグラス(Pat McGrath)、ヘアーにオリベ(Oribe)、そして元祖スーパーモデルリンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangelista)の夢の様なチームにうっとり。





 オレンジのライトで踊るリンダはまさに灼熱のマンボダンスにぴったり!
 クラシカルでややチープなセットがたまらんリアリティ


 『目もとのボトックス、よれてないわよね?』と確認中のリンダママ

表紙以外は全て横位置のフォーマットで撮影してるのも映画みたいで雰囲気あって素敵!イタリア系のリンダだからこそのラテンな感じが出てて、そしてストイック系モードではなく、陽気な演出が憎い!!!クラシカルに統一したセットやエキストラのヘアメイク&スタイリングに至るまでパーフェクト。リンダもオーラ全開で久しぶりに女王感満ちあふれ、クリスティやクラウディアとはまた違った個性を感じられてて、リンダポジションキープ。

笑って踊るリンダ、吹っ切れてて最高♥