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2012/12/28

2013年Spring/Summer PRADA 新旧プラダガール入り乱れキャンペーン

今回の2013年春夏のプラダ。実はあまりコレクションは好きではなかったのですが、スティーブン・マイゼル(Steven meisel)による広告ビジュアルがやけに気にかかってしまい、ややぞっこん気味。

最近は名前もわからないようなニューフェイスモデルを起用し続けていたプラダですけど、今回は新人に混じって半数は歴代スーパーモデルが登場。特にデザイナーのミウッチャお気に入りのアンバー・バレッタ(Amber Valleta)の返り咲きには心トキメキました!
そしてコレクションでも常連だったエイジレスモデル代表のカースティン・オーウェン(Kirsten Owen)や、髪さえ巻けばいつでもモンローになれるエヴァ・ヘルツィゴヴァ(Eva Herzigova)、現在のスーパーモデルであるラケル・ジーマンサーシャサスキアなどなど、無視出来ないスターモデルが盛りだくさん。
さすがビッグメゾンのキャスティングは違うなあと見せつけられた展開です。











アンバー・バレッタ(4枚目の左側黒ワンピの人)のぎっくり腰でやっと立ち上がったかのようなボージングがヤル気なくって大好き。さすが長年プラダガールを務めたモデルだけあって、プラダのお色気の省き方を熟知してらっしゃる感じ。

エヴァ(一枚目の右の人)も若い時はいつまでもモンロー演じさせられてて、プラダとは対極のメゾンにしか相手されなかったかと思うんだけど、アラフォーになって頬も痩せこけ、いい感じに老けたのが良かったよう。ショートバングスまで付けられちゃって、見事にプラダガールになりきっています。

カースティン・オーウェンに関しては、もうロボットなのではないかと思うくらい90年代初頭からお顔も体形も変わっておらず、2013年も見事な脱力系ポージングで復活!いつの時代にもどんなモデルとも意外に相性良く馴染めるのもカースティンのモデル力の素晴らしさ。彼女を見かけると、90年代のヘルムート・ラングを思い出します。1970年生まれの42歳!


写真はスティーブン・マイゼル様が今回もご担当されて、ヤル気のない単調なポートレート風がやけにマッチして素敵に感じました。逆にスーパーモデルキャスティングしてしまうと、素材を素敵に撮ってあげたい気持ちが出て来るとおもうので、変な建て込みのセットに入れるよりは良かったのではないかと思いました。



以下はプラダ恒例の靴や小物カットメインのアド。こういうの見る度に、マイゼル様の構成力のハンパないクオリティの高さを否応無しに見せつけさせられ落ち込みます。小物の構成や足だけが写るカットでここまで素敵に撮れるの、本当に凄い。








プラダと言えば、アンバーの次にプラダガールを務めたアンジェラ・リンディバルも印象的だったし、2000年以降はダリア・ウェーボウィもプラダの顔として大活躍だったので、この路線で秋冬も行くのであれば、是非彼女達も出して欲しい〜。

2012/05/21

2012年 スーパーモデルのリアル肌レポート 驚きの現状あれこれ。

現在は全ての写真って言っていい程、エディトリアルや広告では肌修正が施されていますが、実際のモデルさん達はどのような状況でリアルに生きているのか、パーティースナップやパパラッチ画像から検証してみました。

写真は差別ないように、すべて2012年に入ってからのもので、出来る限り最近撮られたものをセレクトしてみました。


 女優とモデルを行き来する、どっち付かずのアンバー・バレッタ(Amber Valletta)は、クラシカルなヘアメイクがとても似合うモデルさんで、90年代初期のグランジブームでブレイクしたモデルの一人。でこっぱちではあるものの、パーツの配置や立体感が素晴らしく、未だにエディトリアルでも人気が高いようです。
現在38歳ですが、白人の肌質で考えたら年相応なのかもしれません。輪郭などは垂れたりしていないので、ケアもちゃんとしている方かと思われます。


 キャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)も現在38歳。彼女はデビュー当時から肌が綺麗で有名で、ビューティーページも数多くこなし、現在はエスティー・ローダーの顔としてキャンペーンガールを務めています。さすが化粧品の広告をやるだけあって、年齢から考えたらその肌は極上。白人特有のごわつきや、表面に起こるさざ波ジワがないのが優秀。年をとってもチャーミングなスマイルも大事な要素に見えて来ます。唇は薄く、目も小さいほうなので、化粧品の広告なんてよく取れたな〜と思っていましたが、リアル肌をみちゃうとそれも納得。トム・フォード様もお気に入りなわけです。


 愛すべきクリスティー・ターリントン(Christy Turlington)は整形やボトックス反対派なので、ヘルシーな食事とヨガのお陰で20代の時と同じ体形キープ。ただ43歳にもなるとさすがにシワは深く刻まれ深刻な部分もあるのが現状。。。クリスティーの場合は、出産の際に亡くなってしまう母親を助ける活動をしたり、沢山のチャリティーに参加しているので、シワどころの騒ぎじゃないのです。人間として美しい生き方をしているので、クリスティはこれで良いんです。実際、多くの有名カメラマンから現在も指名が相次いでいるので、クリスティ人気は終わる事はないだろうと確信。シワがあっても美しいって本当に素敵な事だと思います。


マリリン・モンロー の再来と騒がれた90年代からだいぶ痩せて頬もコケ、いい感じに年を重ねている39歳のエヴァ・ヘルツィゴヴァ(Eva Herzigova)。先日のカンヌに出席した際の写真ですが、程よくシワもあり、まあ年相応といたっところ。昔のお色気むっふんエヴァより、現在の容姿のほうが個人的には好きな感じ。


 ここ最近、話題が尽きないリンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangerista)は、昨年くらいからだいぶ体重を落としたようで、思ってたよりすっきりフェイス。ただ重なるリフトアップのせいなのか、ボトックスのしっぺ返しなのか、輪郭にあやふやなラインを感じてしまってちょっと惜しい。ただ現在47歳で現役のモデルだし、多目に見てあげないと可哀想かもとフォロー。逆に表現力は他のモデルより抜きん出ているので、修正ありきで頑張って欲しい。


もうこの写真発見した時は叫びそうになってしまいましたが、、、世界的に有名なケイト・モス(Kate Moss)でございます。2012年5月に入ってからの写真で、現在38歳。ケイトの場合は通常の加齢に加算して、アルコール&ドラッグ&タバコの三大悪の要素が入り乱れ、年齢からは想像もつかない程、痛みきっています。モデルとしての表現力は凄まじいので、もうちょっと自分を大切にというか、ちょっとは肌のケアをして夢を壊さないで欲しいと思います。骨格が綺麗なので修正すると驚く程輝いてみえるんだけど、、、なんだか残念なリアル顔。


 髪の毛が実際無くたって、全部カツラだって事がばれたって、元気いっぱいのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)はお肌も頑丈でへこたれてない!!!明日で42歳の彼女、図太い肌しててナイス!筋肉量多めで新陳代謝が良いのか体形も変わらないし、フェイスラインも完璧だと思います。



さあ、今回の問題児、シンディー・クロフォード(Cindy Crawford)!最近のシンディーったら、ボトックスのさじ加減がわからなくなっているようで、毎回お顔が違う現象が起きてしまっています。ちょっと前に見た時は目の下が膨らみ過ぎだったのに、今回は目尻のボトックスが足りていないようでアライグマのように頬ラインがさがり、劣化しまくり!(っていうか別人)世の中、様々な整形失敗の先輩方がいるんだから、元祖スーパーモデルの一人として自覚もって良い先生を探して欲しい気分。おおざっぱな整形繰り返すと、みんな同じ顔になっていくから気をつけないと!ほくろがなかったらシンディーじゃないのが、非常に残念でございました。



こうやって見ると、ナオミ様だけが子供を産んでいないので、出産による体形の崩れや肌の老化の加速がないようにも思います。(黒人だから?) とは言っても、やはり人工的に美を作ろうとすると悲惨な事になるし、体に悪いものを摂取しまくった場合も必ずツケがまわってくるんだなーと再確認しました。

クリスティとキャロリンは、シワシワになっても可愛いお婆ちゃんになれる気がする。
やっぱヘルシー食事とヨガとエステ!

2012/01/29

2011年9月号のWマガジン、Steven Kleinの写真がヤバい。

2011年9月号のWマガジンに掲載されたスティーブン・クライン(Steven Klein)撮影の『ONE FOR THE AGES』というファッションストーリーがキワモノ過ぎてかなり衝撃。スーパーモデルのアンバー・バレッタ(Amber Valletta)を起用し、20ページ10カット展開の構成で、アンバーがハイブランドを着て豪華で陰湿な部屋でのポージングなんですが、ページをめくるごととに10歳くらいつづ老けていって最後は100歳以上の老婆に変身!特殊メイク、モデルの表現力、スティーブン・クラインの構成力&ライティングともに、ここ最近ではかなりの傑作。


1974 年2月9日生まれのでアンバー・バレッタは、来月38歳という息の長いアラフォーモデルなんですけど、その表現力と言ったら女優をかじっているだけあって、10代のお肌ピチピチモデルには出せない雰囲気や、本人がもともと持っているクラシカルな普遍美などか噛み合って大変美しい。最初のカットはおそらく20代の女性を表現し、着用服はシャネルのジャンプスーツ。チャームポイントの広いおでこをプードルウェーブのウィッグ着用でデカタンス漂う女性に。

ヨーロピアンクラシックなお部屋で一人椅子にもたれてメイクをするアンバーは、やや老けておそらく30代を表現。MIU MIUの2011年秋冬の広告でも使われていたゴールドの鳩が飛びまくるクラシックなドレスを着用。妊娠していながらもオシャレと化粧を怠らないファションアディクトを表現。髪の毛はおそらく地毛を巻いていて、眉毛はしっかりブラックで描き、まるで80年代のマドンナの様な顔にも見える。

彼氏なのかボディーガードなのか設定は良くわかりませんが、スティーブン・クラインお得意の奇妙な男女関係を盛り込みさらにエイジングの進んだアンバーが、まるでシャロン・ストーンの『氷の微笑』モードで睨み顔。衣装はドルチェ&ガッパーなお得意のボディースーツ風のランジェリー。口回り、特殊メイクで垂れ下げているのか本人の表情の演技なのかはわからなけど、40代くらいの女性にみえてくる。

2011年のルックの中でもわりと人気のあったグッチのコーディネートを着用したアンバーは、50歳代になったのか足元が弛み調で倒れ込み介護待ち。40代を演じた時の強さとは打って変わって弱みを見せた女性像。エイジングはかなり深刻になり、しみシワはかなり増え出し外人特有の乾燥感もみなぎる肌の質感。ただ本来はグッチってこういう年代の人が着ると似合うブランドのような気もするので、コーディネート的にはお似合いで、こういうマダムを実際見てみたい気持ち。男子の胸元がはだけているのはスティーブン・クライン本人の趣味だと思われます。



だいぶお年を召して来たアンバーは、二枚目の妊婦写真とほぼ同じヘアースタイルにも関わらず、さらにエイジングをかさね60代な熟女マダムに変化。ジョン・ガリアーノのサテン地と繊細なレースがからみあったミント色のガウン調ドレスに身を包みポージング。目もとがすでに凹み過ぎてヤバいのですが、左手側の酸素ボンベも意味深でファッションと老化の戦いを表現か?と思ってみる。シミシワが先ほどの50歳代よりもなくなっているのは、ファンデを厚塗りにしたのかレーザーを当てて除去したのか?整形をしたかのような目もとの突っ張り感を感じられるのも興味深い。部屋のライトの反射面にメンズモデルを写し込むあたり、さすがスティーブン・クライン。

プラダの60年代をモチーフにしたこんな可愛いシークインコートを70歳代に変身したアンバーが着用しちょこんと座ってビデオにカメラ目線。本当にアンバーはクラシックな巻き髪が似合うモデルなんだけど、お顔がだいぶ老けると凄みというか、妖怪度が上がって凄まじい。整形手術はあきらめたのか、目もとはタルタルに落ちまくり、先ほどの60歳風なアンバーよりはちょっと可愛いお婆ちゃん像に。


『あたくしの顔を見ないでちょうだい!』とばかりに、ヤング男子の目を押さえて哀しげな表情をしているアンバーは、おそらく80歳くらいの設定。エイジングの進行は凄まじく、おでこのブラピジワはマックスになり、アゴの梅干しジワも今までにないテクスチャーで、特殊メイクさん頑張り系。髪型もサッチャー首相系の前髪立ち上がり入れて、スーパーマダム。サルバトーレ・フェラガモの服の上質感はリュクスの極地。


90歳代になったアンバーはピンヒールを頑張って履きつつも、もう姿勢が持ちこたえきれず安定してない感じ。この年齢でトム・フォードの真っ赤なベルベットスーツを着せるあたり、スタイリストの遊び心を感じます。すでにお顔はアンバーではなくなってしまって、目もとなんかはゾンビ映画のようになっています。年とってもメンズは一定の若い子を仕入れるマダムの設定なのか、配置されてるメンズモデルはエイジングは進んでいません。。。


100歳くらいの特殊メイクをされたアンバーは、若い子の頬をさすって昔を思い起こすシーンを演じてるよう。『お金があって最新ファッションに身を包んでても、なんか淋しいのよね〜、人生つまらなかったわ』的な。男子モデルはもはや性別もわからなくなったアンバーの顔が怖くて見る事が出来ずにうつむき調。。。ここにきてまさかのジバンシーの男前ジャケットが、とってもファンキー。特殊メイクはマットな乾いた質感といい素晴らしいのですが、白髪のぱさついた質感も見事!指のシワ感や色むらの表現も、かなり完成度が高いです。

そして最後のページは真っ黒いアレキサンダー・マックイーンのボンテージとも思えるコルセットドレスで死後を考える生物に。後ろの男子が赤ちゃんを抱っこしていますが、孫の下の玄孫なのかというくらい、もうこの世とあの世が混在した不思議なシチュエーション。ファッション雑誌のストーリーなのに、見終わった時には『ファッションって生きてく上で、そんなになくてもいいのかなー?』とさえ思ってしまう脅威の写真でした。

アンバーお疲れさま。

Photographer_Steven Klein
Fashion Editor/Stylist_Edward Enninful
Hair Stylist_Luigi Murenu
Makeup Artist_Lucia Pieroni
Set Designer_Jack Flanagan
Manicurist_Yuna Park
Model_Amber Valletta/Braian Shimansky/Matthew Coatsworth