2012/10/03

2013 Spring/Summer グッチ(Gucci)はワントーンコーディネート炸裂なアーリー70’S!

個人的にはパンチがあって見てても楽しいし、ちゃんと着れる服の提案が多いので、ミラノコレクションが好きな理由なんですが、今回のグッチ(Gucci)もやってくれました!

スーパーモデルのアンニャ・ルービック(Anja Rubik)がトップを歩いた瞬間、その時代感は猛烈に感じ取れて、次々と押し寄せる原色の洪水とラッフル多様なクラシカルなディテールに目を奪われました。60年代後半から70年代後半に多く見られたチュニック&ワイドパンツ、袖周りの豊かな布使いなど、リチャード・アヴェドンの写真にも多く見られた懐かしさ!

そして各色に取り入れられた花模様のプリントは、日本の壁紙を参考にして作られたそうで、菊の花のようにも見えます。プリント以外は本気で単色コーディネートばかり。たまに出て来るパイソンやスネークなどの爬虫類系はお出ましするものの、大変女性的で上流階級の人しか着こなせないオーラが出ていました。


最後のと黒のドレス群達も鳥肌がたつ動きにノックアウト!単調なデザインにも見えるんだけど、かなり計算されつくしたワッフル使いが、揺れ動く度にエレガンスエッセンスを振りまいて悩殺させてくれます。


時代感はこんな感じでしょうか?ジャクリーン.ケネディやアラフォーの頃のヘップバーンもこんな着こなしでしたね。日本人には難しいワンカラーコーディネート、見る分には素敵です。




優雅で大変スタイリッシュ!是非レッドカーペットでスレンダーな女優さんにチャレンジして頂きたい感じ。全然関係ないけど、最後の黒いドレスは熱帯魚のブラックゴーストそっくりでした。

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