ところどころにディオールのニュールックを思わせる腰にボリュームを持たせたシルエットも登場。なおかつ良い意味でランヴァン的、セリーヌ的な現代的なモード感と軽やかさを兼ね揃えたデザインに、うっとりしまくり。ガリアーノ解任以降、びっくりするくらいまとまりのないコレクションをだして来てたので今回もノーマークでしたが、クリエイティブディレクターがいないのでダメだと思われている中、このコレクションはかなり洗練された感がして、メディアでも好評価を得たようです。
イブニングのドレス達もまさにトレンド。オーガンジーで繊細なドレープを作ったフルレングスのドレスは、胸元にシースルーで濃淡を付けたり、ところどころにリボンフォルムやビジューをつけたりアクセント。ここらへんにもバレエのチュチュを思わせるはかなげな雰囲気が素敵に見えました。
ガリアーノの後任探しで話題騒然なまま二シーズンが経過。売り上げも落ちていないので、このまま現在のビル・ゲイテンのままでも良いという意見も出ているとか。確かにガリアーノの時とは違う意味で、こんなロマンティックなコレクション作れちゃうのであれば、ビル・ゲイテンが引き継いでもありな気がしました。
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