写真はスティーブン・マイゼル様お得意のリチャード・アヴェドン風なグレーバックと、シンプルな白バックの重ね技。被写体に躍動感ある動きや、面白ポージングをさせることにより、見る側が飽きないページ構成となっている感じです。
表紙からして『何かあるぞ』的なウェストの細さを強調したポージング。今まで幼さと頬の長さが気になって、あまり好きなモデルではなかったのですが、今回のフィーチャーで新境地を開花させ、ちょっと気になる存在かもな19歳カーリー。
腰から下をひねって上半身はまっすぐただずむなんて、かなりの上級テクニック。
えぐられたような腹筋の凹め方が今まで見た事なかったフォルム。昔のナジャの腹筋を思い出させます。
頬骨の高い部分が長いのがカーリーの特徴なんですけど、この写真は上手く個性になってて目もとが隠れているモノクロ写真なんかはかなり美しいと思います。お花のヘッドピースも、力のないモデルがやったら、かなりチンドン屋状態になるものですが、カーリーの貫禄でもちこたえているビジュアル。
なんか昔の写真っぽい。90年代のクラウディア系?(With CHANEL BAG)
細いのに腿の辺の筋肉も素晴らしく、いろんな動きにも順応してみごと!
この左写真の手の動かし方はなかなか素人には出来ないし、長さがないと見れないものになるはずが、カーリーったら!
頭突きー!(えへっ)
キまくっています。かなり腹筋がゴキブリのお腹のように割れています(しかも下からライト)
なんか個人的にはスタイリングがいまいちな気もしますが、カーリーのボディーが凄かったので見なかった事にしておいて。そして最後を飾る写真は巨大なハットのみというシンプルさでサイドからのラインが際立つポージング。モデルって生きるも死ぬもカメラマン次第のような気がしているのですが、マイゼル様、やっぱりモデルの魅力を出すのが上手いなーと感心しました。
Vogue Italia
December 2011
Photographer: Steven Meisel
Model: Karlie Kloss
December 2011
Photographer: Steven Meisel
Model: Karlie Kloss
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