グッチグループを傘下におくPPRのオーナー、フランソワ・ピノー氏の奥様でもある女優のセルマ・ハエックあたりを間違えてキャスティングしなかったのはデザイナーのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)の素晴らしい判断のように思いました。デザイナーのフリーダ曰く、『ハリウッド黄金期の時代を超えたグラマラスさにインスパイアされた香水』なんだそうです。
この極上に美しくリッチ&ゴージャスな写真は、今シーズンも衰えを見せないマート&マーカス(Mert&Marcs)のコンビによるもの。グッチのメイン広告も数シーズン彼らが撮っているので納得のキャスティング。
なかなかこういったガラスのあるシチュエーションでの撮影は難易度高く、思ったように写り込みが出なかったり、逆に写って欲しくないスタッフやライティング機材が目立ってしまったりするんですけど、さすがのクオリティ。マドンナの香水、Truth Or Dareでも同じように写り込みプレイをしていたので、マート&マーカス的にはブームなのかもしれないですね。
砂漠調な場所でのローケーションでの巨大扇風機使いや、ゴールドキラメくドレスのセレクトなどで、これでダンシングしちゃったらビヨンセになってしまうけど、さすがグッチは隙無くどんな動きもエレガント漂う仕上がりに。見てる方もプレミアの世界観に酔いしれてしまう感じ。体のフォルムが嫌が上でも目立ってしまうドレスですが、ブレイク・ライブリーが素敵に着こなし、高級感損なわずに見事なCMとなっていました。
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