2012/08/16

US VOGUE2012年9月号表紙巻頭は『Dream Girl 』Lady GAGA!

毎年9月号はどの雑誌も広告が入るので気合いの超特大号となっているため、特にカバーに抜擢される人物は美しくパワーがあって、読者の購買意欲を誘うような人をキャスティング。今回編集長のアナ・ウィンターのお目にかかったのが、今回ヴォーグのカバーは二回目の登場となるレディー・ガガ!(以前は2011年5月号)

ブロンドのライオン丸ヘアーをなびかせ、まるでバレリーナのように背筋を伸ばしてポージング。フューシャピンクのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)のドレスを隙間なくボディフィットさせ、ドリームガール君臨!!!


ガガ様の顔ってメイクとスタイリングによって品が出て来るタイプで、特にアイホールをエレガントに仕上げると貴族のような高貴な雰囲気が出るように思います。CGによるボディシェイプの効果が誇張され過ぎに思いましたが、演出の一貫なのでむしろこの場合では有りだと思われます。メイクは気をてらった色使いや誇張したライン使いはなく、本人の顔のディテールがよく見えてきますが、鼻や口元は決して美人企画ではないものの、トータルでもの凄い力強さと醸し出すエレガンスは超上級クラス。
フォトグラファーデュオ、マート&マーカス(Mert&Marcs)によるシューティングは、終始板で扇いだり、ファンを使って風を起こし髪の毛をなびかせていましたが、グラフィカルな写真の中にちょっとしたディテールの動きが感じられて面白いアクセントとなっているようです。



グレーバックって永遠〜



ガガ様、オフショットの動きがとってもチャーミング!!!これぞ世界を魅了するスーパーアーティストの表現力!!!本業が歌手だって、トップスターはここまでモデルクラスに動いて協力的。彼女を見ていると、アバンギャルドとエレガンスって紙一重な感じがしました。英国のキャサリン妃がマックイーン着こなしてる逆バージョンのような・・・。


カバーで着用しているマーク・ジェイコブスのドレスは、2012/13秋冬のコレクション見直しても膝下レングスのブラックタイプしかなかったので、ヴォーグのこの特集のために特注されたものかと思われます。

全てがガガ様のために誂えられたスペシャルなクリエイションに脱帽。

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