2012/10/01

2013 Spring/Summer バーバリー・プローサム(Burberry Prorsum)

ロンドンコレクションの花形と言えばのバーバリー・プローサム(Burberry Prorsum)。前回のメンズコレクションでも見られたメタリックな素材を多用し、カラーパレットも虹色でカラフル!40年代的なクラシカルな要素と最新素材のコラボレーションは、バーバリーというフィルターにかけられ、大変魅力的なプレゼンテーションに仕上がっていました。


お馴染みトレンチの最新型の提案はもちろん、どのコーディネートも欲しい物ばかり。ピーコックカラーのドレスやディテールも加工技術が素晴らしくクローズアップで見てみると職人技に言葉を失う勢いでした。未来的な素材を多用しつつもプラダのようにアートに行き過ぎないバランス感覚が良く、ちゃんと女性である事のマーキングポイントが正しい方向に行っているからなのかなと思いました。ゆったりとしたケープや袖周りはトレンドなので、バーバリー・プローサムでもかなり多く使用されていましたが、ウェストやバストのラインを完全無視するのではなく適度に『女性らしさ』を取り入れているのが好感が持てました。

バッグはすべてドクターズバッグのありとあらゆる素材の提案で、見ている方も飽きない素晴らしさ。メタリックなバッグはいつものコーディネートに合わせるだけでも、とっても今っぽく新鮮に見える事間違いなしのアイティムでした。




オープニングに天井がグワーッと開いて明るくなり、ファーストルックのモデルが歩くシーンは興奮いっぱい。ラストのモデル全員集合キャットウォークもカラフルなトレンチが凄まじく魅力的に見えました。

今期もマリオ・テスティーノが広告ビジュアルを撮影するかと思いますが、この素材感をどう表現するのか楽しみです。

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