2012/02/01

2012Spring/Summer GIVENCHY Haute Couture

毎年1月の後半は、パリでオートクチュールコレクションが開催され一通り終わったので画像を見まくっているのですが、今回のお気に入りはジバンシー(Givenchy)のクチュールプレゼンテーションが一番素敵。一見、アールデコ調な大人しいフォルムかと思わせといて、うっかり近づくとクロコダイルや幾何学模様の繊細な刺繍、やらかい素材とハードな素材のミックス。カラーパレットも白からチョコレートブラウン、ブラックと色幅を狭め、モデルの顔と同じくらいでっかいアクセで味付けで、マツコもびっくりなデラックスラグジュアリー!


デザイナーがリカルド・ティッシになってから、結構ジバンシーの服は好き。ショーではなく最近はプレゼンテーションの形式を取っていますが、いつも場所が面白くて今回はバスケットボールする体育館。一着おそらく何百万の服とバスケットボールのミスマッチが笑えます。
モデルは決まって素っ立ちポーズがジバンシーのお決まりフォトとなっていますが、そこはやっぱり違反者がいて、大御所モデルのクリステン・マクメナミー(Kristen Mcmenamy)はセンターで腰入れて決めポージングしちゃっています。ほんと若造モデルを蹴散らしてくれててかっこいい。

 このドレス、好きかも。女優のティルダ・スウィントンとかレッドカーペットで着たりしたら、凄く似あうと思うんだけど。金髪のリーゼントとかでね〜。この服、胸元から両腕にまたがる布の使い方に対しての、バックは全開調なのが、コントラストあってとってもラグジュアリーな感じで良いです。ニコール・キッドマンとかもなにげに似あうかも。

ジバンシー以外はあんまり個人的にヒットメゾンはなく、、、ゴルチエは色使いのせいか、なんか素材が安っぽく見えた気がしたり、ヴァレンティノは素敵だったけど、全開のプレタポルテのほうが完成度が高かったように思いました。ディオールに関してはもう残念極まりないくらい、ガリアーノ無き現在、デザインが古くさく昔むか〜しのジャンフランコ・フェレ時代の焼き直しのようで物足りない度が凄かったです。シャネルは特別なので、またの機会にご紹介。

2 件のコメント:

  1. ファッションには疎いですが、凄くいいです!RICCARDO TISCIは才能ある!!!このスタイル好みです!こうゆう才能に触れた瞬間
    生きててよかった~と思います。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。こんなにいろんなものが出尽くした世の中で、新鮮に素敵に見えるものを作り出せるって凄いですよね。

      削除